新規事業開発支援

新規事業開発支援

 当社が行っているコンテンツプロデュース関連事業は、企画を考えて、製作資金を調達し、スタッフを集めて作品を完成させ、それを販売して資金を回収し、最終的に関係者に分配するという流れを、作品ごとに繰り返すことが特徴です。この一連の流れは、ゼロベースから事業を考える新規事業開発と共通しています。また、コンテンツをヒットさせるためには、消費者の感情を喚起・刺激して、視聴・購入といった意思決定につなげることが重要であり、これは行動経済学やファンマーケティングといった最新のブランド戦略との共通する部分も非常に多いところです。

 当社では、論理と感情を同時並行的に進めていくというコンテンツプロデュース特有の経験を軸に、資金調達を中心としたベンチャーキャピタリスト、金融商品取引業をはじめとした経営者経験を合わせて、戦略面と広報面がバラバラの施策になりがちな中堅企業やスタートアップ企業に特化して、両者を統合した新規事業開発支援を提供しています。

中堅企業向け支援

さらなる成長を目指す中堅企業においては、既存顧客に向けた新製品・サービスの開発や既存製品・サービスの他産業への展開など、社内ベンチャーや、企業連携、企業買収を含めた新規事業を成長の柱においているところも少なくありません。ただし、中堅企業は資金力こそあるものの、既存事業とのシナジー効果をどう生み出すか、社内外の人材活用、人材獲得をいかに進めるか、上場企業の場合は株主から期待される継続的な企業の成長性をいかに実現するかなど、ゼロベースではないが故の課題が存在します。

当社では、論理的な面を中心とした事業計画の立案とともに、株主、顧客、取引先といったあらゆるステークホルダーの感情面の動きにも注目して、長期的な関係構築の戦略も立案していきます。

スタートアップ企業向け支援

スタートアップ企業においては、限られた経営資源の中で、VC等からの資金調達をはじめとする財政基盤の整備が特に重要となります。また、株式価値を希薄化させない競争型補助金の獲得については、技術系の多くのスタートアップ企業が検討するところです。

当社では、民間からの資金調達、行政からの補助という、「私」「公」のやや性格のことなるステークホルダーからの資金調達を同時に実現するために、双方に活かせる経営計画の整備を経営者との継続的な対話を通じて一緒に作っていきます。また、補助金獲得に向けた申請及び採択後の事務処理のサポートも行っています。